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​「食のビジネスを理解するには何よりも現場(厨房)」

この思いは、私がフードビジネスのコンサルティングを始めた時の大きなモチベーションでした。19歳から食の世界に入り、食のビジネスにおける現場は厨房であり、現場を理解し分析から改善を行うためには何よりも大切だと考え、駆け出しからコンサルをする今日まで、アルバイトスタッフやパートスタッフ、社員の皆様と一緒に厨房に立つことをもっとも大事にしてきました。100以上の案件を担当させて頂いた今日、この現場をともにするスタイルで自分が関わることができるクライアント様の数の限界が見えてきました。1年で4~5案件以上はパフォーマンスが落ちると分かったのです。

 

「現場から描いたあったらいいな」

それと同時に様々な現場に立たせてもらい外食産業、食品産業のビジネスが持つ問題点の中でも多くの共通点があることも見えてきました。コンサルティング業務契約の中では、これをより細分化した上でクライアント様と一緒に様々な方法で解決を図ってきました。そんな日々を過ごす中で、この共通する問題点を解決するためにこんなものがあれば良いのにと私の頭の中で一つのソフトウェアが誕生しました。当時は、ソフトの開発コストも高額であったことに加えて、外食産業のDX普及率の低さは相当なもので、ハード面においても厨房内でパソコンを設置することは現実的でないという点から実現は遠いなと感じました。ただこの頭の中のソフトはそれ以降の数々の現場で教えて頂いたことでアップデートを繰り返していました。

 

 

「コロナ禍で変わった過去と未来」

この数年の食はもちろん、多くのビジネスが抱えた大きな問題、それはコロナ問題ではないでしょうか?多くの飲食店は閉店し、1兆円に近いと言われた外食産業もコロナで7千億円規模まで縮小するほどの大打撃でした。ただこのコロナ問題解決のなかで一つ飛躍的に伸びたもの、それが食のビジネスにおけるDXの普及率でした。今まで他のビジネスに比べて大幅に低かった食の世界もコロナによって動き出したのです。コンサルティングの観点から様々なDXを調べたところ、その多くは利用されるお客様に向けたサービスでした。私の頭に描いていた食のビジネスにおける現場をメインとしたサービスは近いものはありながら、自分として本当に必要だと思うコアな部分までは作られておらず、一致するものは一つもありませんでした。マーケットリサーチの結果でも、60代以上の飲食店経営のDX普及率が55%を下回る状況の中、20代~30代の飲食店経営者のDX普及率が70%を超える数字を見たことや、若手起業家のコミュニティーにおいて飲食店を始めようとする若者が口々に「飲食店はコスト管理を徹底して経営すれば勝てるビジネス」という発言を聞いたとき、「今だ」と確信しました。見えづらい「コスト」を材料の登録とレシピを入力するだけで簡単に「コスト見える化」を実現し、複雑な計算によるミスが発生する仕込み量の計算から必要材料の割り出し、発注を自動化して効率化を高め、厨房や調理スタッフの管理業務を共有し厨房の無駄を無くし、チームワークを強化する。やらなくていいことはやらない。厨房はおいしいものを作ることに集中できる、ソフトの開発・販売を目指しています。

デジタル技術の活用及びDX推進の取組状況

八感創造株式会社は、飲食店コンサルティング業を営んでいます。現在、飲食業界はデジタル技術の進化によって大きな変化を迎えています。例えば、ネット予約やテイクアウトの需要が急増し、また飲食店内でもタブレット注文や自動精算システムの導入が進んでいます。これらの変化に対応するため、八感創造株式会社もデジタル技術を積極的に活用していく必要があります。


経営の方向性およびデジタル技術等の活用の戦略の決定
八感創造株式会社は、飲食店経営のコンサルティングを行うことで、顧客満足度の向上や経営改善の支援をしています。その中でも、原価管理や仕込み工数の把握が課題となっています。そこで、ビジネスモデルとして、メニューごとの原価や仕込みにかかる工数がわかるようにするツールの開発を行うことを決定しました。また、デジタル技術を活用して、顧客情報の分析やターゲティングにも注力する方向性を打ち出しました。


戦略の推進のための体制

八感創造株式会社は、ビジネスモデルの転換に向け、社内教育の充実や社員のモチベーション向上にも取り組んでいます。また代表の加藤裕氏をCIOに据え、社内への技術の浸透に努めます。

フードビジネスコンサルティング&プロデュース業務 | 海外食品ブランド日本総代理店​業務 | レンタルスタジオ業務

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